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【京都新聞】 「原発依存を問い直す 東本願寺で公開研修始まる」

原発依存を問い直す 東本願寺で公開研修始まる
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20110909000138


会場からの質問に答える木ノ下さん(左)と石橋名誉教授(京都市下京区東本願寺

 京都市下京区東本願寺で9日、「原子力問題に関する公開研修会」が開かれた。福島県で被災した僧侶が原発事故に直面した思いを語り、地震学者は原発が並ぶ若狭湾の危険性を警告した。

 真宗大谷派が、東日本大震災を受けて原発依存の生活を問い直そうと企画した。1年かけて医療や暮らしなどと原発の関係を学ぶ。

 福島県南相馬市の僧侶で、現在は同派の復興支援センター(仙台市)職員の木ノ下秀俊さん(49)は、原発事故の正確な情報が不足して混乱した避難所生活を振り返り、「今も後出しの情報ばかり。どれを信じたらいいか分からない」と語った。地元出身者が東京で受けた差別についても話した。

 「原発震災」の危険性を指摘し続けてきた石橋克彦神戸大名誉教授は、若狭湾活断層が多いことや、原発の耐震性の不十分さをデータで説明し、「福島の現状は、明日の京都、福井かもしれない」と指摘した。

【 2011年09月09日 23時40分 】