【毎日新聞】 脱原発:福島第1原発事故を受け、15・16日イベント 鎌田慧さん講演も /京都
【毎日新聞 2011年10月9日】
脱原発:福島第1原発事故を受け、15・16日イベント 鎌田慧さん講演も /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111009ddlk26040359000c.html
東京電力福島第1原発事故を受け、脱原発をテーマとするイベントが15、16日に京都市内である。市民グループ「反戦・反貧困・反差別共同行動(きょうと)」の主催で、ルポライターの鎌田慧さん▽作家の瀬戸内寂聴さん▽ドイツ緑の党連邦議会議員のべーベル・ヘーンさんらが参加。政治・経済・社会のあり方の変革を話し合う。
16日午後1〜4時、今年で同グループ5回目となる集会・デモを東山区の円山公園音楽堂で開催。鎌田さんが「脱原発−−どんな社会をめざすのか」をテーマに講演し、瀬戸内さんと、ヘーンさんも登壇してあいさつする。社民党の脱原発・自然エネルギー推進プロジェクトチーム事務局長、服部良一衆院議員も国会での動きを説明する。現場からのアピールとして「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」のメンバーが発言。集会後にはデモ行進する。
また、このプレイベントとして15日午後1時半〜5時半、下京区の「ひと・まち交流館 京都」でシンポジウムを開催。ヘーンさんがドイツでの動きを紹介しながら脱原発を提起。首都大学東京教授の宮台真司さんと神戸大教授の市田良彦さんがパネリストを務め、服部さんも発言する。
15日は資料代1000円。16日は参加無料だが、カンパの呼び掛けがある。いずれも問い合わせは同グループの寺田道男さん(090・5166・1251)。【太田裕之】
毎日新聞 2011年10月9日 地方版