【10・16「変えよう! 日本と世界」集会・デモ】共同通信、京都新聞、京都民報、朝日新聞など新聞各社の報道
【共同通信】 京都で脱原発訴える集会 瀬戸内寂聴さんら講演
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101601000436.html
円山公園音楽堂で開かれた脱原発を訴える集会で、講演する作家の瀬戸内寂聴さん=16日午後、京都市東山区
脱原発社会の実現などを訴える集会が16日、京都市東山区の円山公園音楽堂で開かれ、作家の瀬戸内寂聴さんやルポライターの鎌田慧さんらが講演し「原発を再稼働させない」と訴えた。
瀬戸内さんはつえを手に登場し「私は無責任な扇動者なんです」などと笑いを交えて講演。「生きるとは行動すること。行動しなくては生きたことにならない」と述べ「子どもたちに安心な日本を残して死ななきゃ申し訳ない」と聴衆に語りかけた。
鎌田さんは「原発がなくても生活できる。野田佳彦首相は再稼働を狙っているが、私たちは認めない」と批判。再生可能エネルギーへの転換の必要性を訴えた。
2011/10/16 18:25 【共同通信】
【京都新聞】 原発反対、市民先頭に 京で集会、鎌田さんら講演
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20111016000071
鎌田さんの原発反対の訴えに聴衆が耳を傾けた集会(京都市東山区・円山公園音楽堂)
脱原発を訴える集会「変えよう!日本と世界」が16日、京都市東山区の円山公園音楽堂であった。原発問題を追及してきたルポライターの鎌田慧さんが講演し、「政党や労働組合でなく、市民が先頭に立って原発反対の運動を拡大しなければならない」と力説した。
研究者や市民でつくる反戦・反貧困・反差別共同行動きょうと(代表世話人・仲尾宏京都造形芸術大客員教授)が催した。
「本気で原発を止めようとしなかったと反省している」という鎌田さんは、作家の大江健三郎さんたちと始めた脱原発の署名活動への協力を求めた。「いかに早く廃炉にして平和で安心できる社会にするか。行動が問われている」と述べた。
集会では作家の瀬戸内寂聴さんとドイツの「90年連合・緑の党」の連邦議会議員もあいさつし、閉会後は参加者が同公園から京都市役所前までデモ行進した。
【 2011年10月16日 23時29分 】
【京都民報】 鎌田慧氏と瀬戸内寂聴さん「脱原発へ」
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/10/18/post_8243.php
脱原発を掲げた集会が16日、京都市東山区の円山公園音楽堂で開かれ、ルポライターの鎌田慧氏や作家の瀬戸内寂聴さんらが訴えました。反戦・反貧困・反差別共同行動in京都実行委員会が主催。
950人の参加者を前に、鎌田氏は「脱原発―どんな社会をめざすのか」と題して講演。9月に6万人が集まった「さよなら原発集会」の取り組みを報告し、核兵器廃絶の運動で国際的な影響力のある日本だからこそ世界に原発に抵抗する意志を示したかったとのべ、「福島の教訓を世界に広げ、原発のない社会をつくっていこう」と呼びかけました。
瀬戸内さんは、震災ボランティアに多くの若者が立ち上がり、被災地で交流したと紹介。「私も90歳になってやり残したことはないが、若い人、子孫のために安心できる日本を残さないといけない。若い人にも行動してほしい」と訴えました。
集会には、ドイツの「90年連合・緑の党」副代表のベーベル・ヘーン連邦議会議員が参加し、ドイツで脱原発を決めた経緯をのべ、「『脱原発』は安全な暮らし、自然エネルギーへ転換するための雇用、国民の意見を反映する民主主義が実現できる。正しいことは必ず実現する」と述べました。
参加者は集会後、京都市役所前までデモ行進しました。
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同実行委員会は15日、ベーベル・ヘーン議員を招いたシンポジウムを京都市下京区のひと・まち交流館・京都で開きました。首都大学東京教授の宮台真司さんと神戸大教授の市田良彦さんがパネリストを務めました。
【朝日新聞】 「脱原発を」950人が訴え 鎌田慧さんら
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001110170005
2011年10月17日
「脱原発」を掲げる府内外の市民団体が16日、東山区の円山野外音楽堂に集い、京都市中心部を練り歩いた。脱原発の政策を決めたドイツの連邦議会議員べーベル・ヘーンさんや、ルポライターの鎌田慧さんら約950人(主催者発表)が参加した。
反戦・反貧困・反原発共同行動(きょうと)の主催。参加者らはプラカードやのぼりを掲げ、「原発はいらない」「放射能汚染から子どもを守れ」などとシュプレヒコールをあげた。