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トルコ原発、三菱重連合が受注へ 震災後、初の輸出

> 6月に京都大学でのベトナム原発輸出反対のイベントを準備していたら、さらにトルコ原発輸出が浮上してきました。三菱重工−トルコ、日立製作所リトアニア東芝フィンランドと、日本の原発輸出は「メーカー主導の受注活動」中心になってきており、こうしたメーカーに対する原発輸出反対運動が今後、必要ではないかと思います(公害輸出反対運動のような)。
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> 「日本の原発インフラ輸出を巡っては、ベトナムで10年に政官民一体型で2基の受注に成功したが、11年3月の東電原発事故後に当時の民主党政権原発輸出に消極的になったことからトルコなどでの交渉が停滞していた。そこで原発プラント各社はメーカー主導の受注活動に転換。日立製作所リトアニアで、東芝フィンランドでそれぞれ優先交渉権を獲得している。」
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> トルコ原発、三菱重連合が受注へ 震災後、初の輸出
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>  トルコが計画中の原子力発電所4基の建設に対し、三菱重工業と仏原子力大手アレバの企業連合が受注する方向で最終調整に入ったことが4日、明らかになった。事業費は220億ドル(約2兆円)以上とされ、官民で受注を働きかけてきた。実現すれば、福島第一原発事故の後、官民による初の「原発輸出」となる。
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>  経済産業省三菱重工の担当者がトルコ入りし、大詰めの交渉を進めている。トルコは初の原発を地中海側のアックユに建設する計画で、ロシア企業が受注済み。2カ所目を黒海沿岸のシノップに原発4基を建てる計画で、2020年代前半の運転開始をめざす。
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>  三菱重工の連合はシノップ原発の受注に名乗りを上げ、アレバとの合弁会社がつくる新型の加圧水型炉(PWR)「アトメア1」(110万キロワット級)を売り込む。
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> http://www.asahi.com/business/update/0404/TKY201304040075.html
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> 三菱重連合、トルコで原発受注へ
> 建設・売電一貫で、総事業費2兆円
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> 2013/4/4付
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>  【アンカラ=花房良祐】トルコの原子力発電所建設計画で、三菱重工業―仏アレバ連合が受注することが固まった。日本の官民とトルコ政府は3日、首都アンカラで協議し、三菱・アレバ連合が原発を建設し現地で売電事業に乗り出すことで大筋合意した。建設する原発は4基で、総事業費は220億ドル(約2兆円)規模。東日本大震災以降、官民連携による初の海外受注案件で、日本の原発輸出に弾みがつきそうだ。
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>  トルコ、日本双方の関係者が3日、明らかにした。トルコのエネルギー天然資源省が日本の官民交渉団に計画の受け入れを伝えた。
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>  三菱重工業―仏アレバ連合はトルコの黒海沿岸シノプに新型原子炉「アトメア1」を建設し、仏電力会社GDFスエズが運転する。出力は合計約450万キロワット程度となる。2017年ごろに着工し、23年までに1号機の稼働を目指す。日本やトルコ企業などが出資する原発の運営事業体を設立し、この事業体がトルコの電力会社に電力を販売する。
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>  トルコ側は5月上旬に同国で安倍晋三首相とエルドアン首相の首脳会談を打診。原発建設の推進を確認する方向で調整を始めた。両国政府が原発建設で協力する政府間合意を経たうえで三菱・アレバ連合に優先交渉権を正式に与える方針。
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>  トルコの原発計画は日本勢が政府と三菱重工業などと官民一体で受注を目指して交渉を進めてきた。日本の政権交代後に交渉が加速、東日本大震災後に機運がしぼんだ原発輸出が本格的に再開する見通し。日本の原発政策にとっても転機となりそうだ。
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>  日中韓とカナダのメーカーが受注を目指して激しく競ってきたが、技術力や信頼性、価格などで日本勢の評価が上回ったもようだ。
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>  経済成長の続くトルコでは電力需要が急増しており、すでにロシアが初の原発建設を受注している。同国2カ所目となる原発計画では東芝東京電力が当初は日本勢を引っ張ってきた。ただ震災と原発事故を受け、原発の運転を担当する東京電力が計画から脱落。東芝に代わり、昨年後半から三菱重工―アレバ連合とGDFスエズが交渉を進めてきた。
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>  日本の原発インフラ輸出を巡っては、ベトナムで10年に政官民一体型で2基の受注に成功したが、11年3月の東電原発事故後に当時の民主党政権原発輸出に消極的になったことからトルコなどでの交渉が停滞していた。そこで原発プラント各社はメーカー主導の受注活動に転換。日立製作所リトアニアで、東芝フィンランドでそれぞれ優先交渉権を獲得している。
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> http://www.nikkei.com/article/DGKDASGM03071_T00C13A4MM8000/
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> トルコ原発受注合意へ
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>  日本と中国、韓国、カナダの4カ国が受注を目指し争っていたトルコの原子力発電所建設について、日本が提案する三菱重工業とアレバ(フランス)の合弁企業が受注することで、日本側とトルコ政府が4日までに大筋で合意した。アンカラの外交筋などが明らかにした。
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>  経済成長が著しいトルコに現在、原発はなく、2023年までに3カ所での建設を計画。地中海沿岸の1カ所目は既にロシア企業が受注し、黒海沿岸シノップでの2カ所目の建設を4カ国が争ってきた。外交筋は「協議は日本にとって良い方向で進んでおり、優先交渉権獲得を意味する政府間合意の署名に向けて協議を詰めている段階だ」と語った。
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>  安倍晋三首相は4月下旬から5月上旬の大型連休中にトルコ訪問を検討、原発建設推進を確認する方向で調整している。
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>  シノップ原発は総事業費が最大250億ドル(約2兆3200億円)規模で、原子炉4基を建設する。トルコ政府高官は昨年12月、「中国が優勢」と発言していたが、原発輸出に積極姿勢を示す自民党政権への交代が“逆転”の追い風になった可能性がある。
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>  11年3月の東日本大震災による東京電力福島第1原発事故後、日本では日立製作所リトアニアでの原発建設を事実上受注している。(共同)
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>  [2013年4月4日13時4分]