【200名の参加で大成功!】4・26 ストップ!原発再稼働 関西のつどい&全国交流会 川内原発再稼働阻止へ全力決起へ
ストップ!原発再稼働 関西のつどい&全国交流会 川内原発再稼働阻止へ全力決起へ
記事掲載元:社会運動情報・阪神
http://hanshin204.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-bea1.html
ストップ!原発再稼働 関西のつどい&全国交流会は、京都に全国から200名が集まり、今夏にも迫った川内原発再稼働を全国の力で阻止していくことを最大の課題に、各地の報告・二つの講演など盛りだくさんの充実した会合として大成功した。
集会は、13時半に地元・京都の長谷川羽衣子さんの開会のあいさつから始まり、再稼働阻止全国ネットワーク共同代表の鎌田慧さん(ルポライター)と中嶌哲演さん(小浜・明通寺住職)から講演を受けた。
鎌田さんは、まだまだ運動に入っていない人への働きかけもふくめ、函館市長らの提訴に見られる、原発・放射能への怒り・恐怖という当然の感覚をも背景に、原子力帝国の再稼働の欲望を粉砕していこうと訴えられた。中嶌さんは、大阪・京都など電力消費地の運動を大きく作り出し、福井現地の運動と繋がっていこうと訴えられた。
二人の講演をはさんで、北海道・泊、四国・伊方(四国ネット=松山、伊方の家=八幡浜)、鹿児島・川内(川内の家、姶良市民)、福島から黒田節子さんと京都に避難してきている方、福井、大阪・京都からは、前衆議院議員の服部良一さん、再稼働阻止現地アクションの新開純也さんから、報告と提起を受けた。
伊方ではこれまでの運動のうえに、松山の運動と伊方の家の運動が結びつきはじめていることが報告された。川内でも現地に「川内の家」ができ、3・16の6000人集会の高揚とあわせて、30キロ圏内や鹿児島市内などの運動の活性化が報告された。服部さんからは国会内外の動き、新開さんからは現地闘争と消費地の闘い、政治の変革が語られた。一部のまとめとして、たんぽぽ舎の柳田さんから、再稼働阻止!川内へ、規制委員会を批判しよう、避難できない30k圏内の自治体への働きかけ、の3点の必要性がまとめられた。
18時前からは、規制委・田中委員長と同期の研究者・木原壮林さんの原子力行政批判の報告をうけ、つづいて全国の原発立地からの報告と、質疑・討論がなされた。報告では、青森・大間、新潟・柏崎刈羽、北陸・志賀、島根・松江、九州佐賀・玄海、北海道泊・岩内から現地情勢や、さまざまな具体的取り組みが報告され、活発な討論・やりとりがあった。消費地ということで、大阪からと最後に経産省テントひろばの渕上さんから報告がなされた。
つづいて再稼働阻止全国ネットの会計から、伊方の家、仙台の家の維持、現地闘争への費用をはじめ、膨大な金が必要なことが報告された。共同代表の柳田さんからは改めて当面の最大の課題として、川内原発再稼働阻止の闘いの必要性(7月にも再度現地で全国集会)が訴えられた。
さいごに、京都造形大の仲尾宏さんから、全国のつながりで再稼働を阻止しようと、集会全体のまとめがなされた。飲食も伴っての交流会、翌日曜日の会議のスケジュールを残して、京都を離れた。