【京都新聞】集団的自衛権、反対の声を届けたい 20日に市民団体がデモ
【京都新聞】集団的自衛権、反対の声を届けたい 20日に市民団体がデモ
http://kyoto-np.co.jp/politics/article/20140618000149
集団的自衛権の行使容認を目指す安倍政権に対し、反対を訴える市民活動。今週末も京都市内各地で計画されている(5月18日、京都市東山区)
政府が集団的自衛権の行使容認に向けて、近く憲法解釈変更の閣議決定を目指す中、京都市の市民団体が緊急の反対運動を相次いで計画している。集会やデモを通して「平和憲法を守れ」などと訴える。
自民党は今国会中の22日までに閣議決定を目指していた。公明党との協議で閉会後に延びる公算が大きくなったものの、7月初旬にも閣議決定しようと急いでいる。各市民団体は、反対の声を届けたいと、運動を起こすことにした。
各運動の主催者は「憲法解釈の変更を強行しようとする政府に対し、市民の力を集めて、なんとか瀬戸際で食い止めたい」と口をそろえる。
「平和憲法を守り、自衛隊の海外派兵・有事体制に反対する京都共同センター」は20日午後6時45分から京都市役所前(中京区)で街頭演説し、午後7時すぎから河原町四条までデモ行進する。
府民有志による「緊急市民アクション」は、20日午後4時から自民党京都府連前(中京区)、同午後6時半から京都タワー前(下京区)で開かれる。横断幕やプラカードで反対を訴えるほか、自民党京都府連に抗議文を提出する予定。
このほか、「下京九条の会」が20日午後0時15分、下京区のしんまち会館前からデモ▽伏見区の市民団体が20日午後5時15分、中書島の蓬莱橋からパレード▽「明日の自由を守る若手弁護士の会」が19日午後5時、下京区の四条烏丸で街頭宣伝▽「ピースウォーク京都」が22日午後4時、東山区の三条大橋東詰でアピール−などが予定されている。
【 2014年06月18日 22時50分 】