バイバイ原発・京都 のブログ

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4 月 15 日(水)正午から 12 時半まで、関電京都支店前で「命令を受け入れよ」の要請・宣伝行動

 すでにご存じのように、本日午後、福井地裁は「高浜原発 3.4 号機を運転してはならない」命令を出しました。

報告集会でもその画期的内容が簡潔に紹介されました。

これを受けて、明日、 4 月 15 日(水)正午から 12 時半まで、関電京都支店前で「命令を受け入れよ」の要請・宣伝行動を行います。

その際に関電に緊急申入れも行います。下記の簡単な申入書を作成しました。ご賛同を募りたいと思います。時間がありませんので、明朝、午前10時までに、賛同いただける方、榊原までご連絡下さい。( y2sakaki@yahoo.co.jp )
              
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関西電力株式会社社長 八木誠
緊急申入書

本日 、福井地裁で、高浜原発3・4号機の運転差止を命じる仮処分決定が出されました。私たちは、貴社がこの決定に基づき、高浜原発 3.4 号機の再稼働を中止することを強く申し入れるものです。

昨年5月 21 日、福井地裁は大飯原発の差止を認める判決を出しました。判決は、福島第一原発事故の被害に正面から向き合い、全国の原発に当てはまる本質的な危険性を認定、大飯原発3・4号機の運転差止めを命じています。これは、現在、名古屋高裁金沢支部控訴審)で審議中です。

貴社はこれに対し「差止判決」を無視し原発再稼働を表明、“ 粛々と ” 原発再稼働への動きを進めています。貴社の対応は、日本を代表する企業の振舞いとしても極めて問題です。

福井で原発事故が起きれば、京都の私たちの暮らし、先祖からの営み、歴史、文化、郷土は失われます。日本そのものの存立にも深刻な影響を与えます。司法はその運転にかかわる重大な問題点を指摘しました。ところが貴社は、この決定に耳さえかそうとしていません。二重の意味で、貴社の対応は反社会的なものです。少なくとも、欠陥工場の指摘を受けた会社が、その改革もはからず、控訴審の審議もおわらないうちに “ 操業開始 ” するなど、 全くあってはならないことです。

今回の命令は、基準地震動が「その実績のみならず理論面でも信頼性を失っている」ことを厳しく指摘し、これに基づく原発稼働では、原発事故が発生した際、国民のいのち・暮らし、安全確保が保障できないこと、そうした「原子炉を運転してはならない」と命じました。

引き続く大事故で、京都や関西地方が根本から破壊される前に、貴社は「命令」を潔く受け入れ高浜原発3.4 号機再稼働をきっぱり中止するよう強く求めます。以下、連名で申し入れるものです。                           
2015 年 4 月 15 日

井坂洋子・内冨一・榊原義道・佐々木真紀・四方功一・宗川吉汪・林学・藤井悦子・ 古澤博・古澤房子・村上敏明・安井洌・