（講演） 福島原発事故と放射線被曝
―被害の実態と東電・政府・科学者の責任―
講師 山田耕作
福島原発事故以来5年が過ぎた。甲状腺がんをはじめ多くの被曝被害が劇的に増加し、
顕在化している。にもかかわらず、政府・東電は被曝の被害を隠蔽し、危険を顧みず、
20ミリシーベルトの汚染地への帰還を避難者に強制し、従わないものには援助や賠償
を打ち切ろうとしている。この原発事故の加害者たる政府・東電による人権を無視した
政策を撤回させ、避難の権利を確立するために運動を強化しよう。講演では顕在化し
始めた被曝被害の実態と政府・東電の責任についてのべる。特に原発推進と被曝被害の
過小評価等における科学者の無責任な態度を批判したい。東電3首脳の強制起訴、
高浜4号機の稼働直後の事故による運転停止、高浜３号、4号の差し止め判決など、
原発のあり方そのものへの疑問と警告が高まっている。そのような中で地元福島の
現状を可能な限り理解し、その意味を考えよう。
・４月１７日（日）午後２時〜４時３０分
・東山いきいき市民活動センター集会室
（京阪３条駅から東南東へ８分。075−541−5151）
・資料代５００円
