ポスター展「世界のヒバクシャ」
◆日時 7月22日(金)13時〜20時
7月23日(土)10時〜20時
7月24日(日)10時〜16時
◆場所 ひと・まち交流館 京都 1階 作品展示コーナー
◆入場無料
※核被害に関連するDVDの上映もやっています。お気軽にお越しください。
23日(土)午後6時からひと・まち交流館2階の和室で、
※展示と並行して座談会を行うことになりました。
テーマは1950年のビキニ水爆実験による被曝の問題です。
この事件では長い間、第5福竜丸の被害だけがクローズアップされてきましたが、
当時、この海域には1000隻近くの漁船が存在し、被曝しています。
ようやくこうした被害についての情報が開示されるようになり、
高知県の元船員が労災申請を行っています。
ゲストは瀧本正史さんです。
1940年生まれ。
高知県で長年、太平洋での核実験の被害の聞き取り調査をされてきた
高知県太平洋核実験被災支援センターの山下正寿さんと、親しくされている方です。
現在、四万十楽舎関西支部長、
上賀茂憲法9条の会世話人
京都生協憲法9条の会世話人
なども務めておられます。
関心のあるみなさんと、
和室でゆっくりお話をうかがいたいと思っています。
ご参加をお待ちしています。
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昨年、広島・長崎被爆から70周年の節目にあたり、11月に広島で「核のない未来を! 世界核被害者フォーラム」が開催されました。米国・カザフスタン・中国・ロシア・ウクライナ・マーシャル・インド・イラク・ドイツなど海外ゲストも参加して、世界からの核被害の根絶を願い、世界の核の被害者が一同に会して連帯の絆を結ぼうという企画でした。アジェンダ・プロジェクト京都では、この世界核被害者フォーラムに合わせて、京都大学でポスター展「世界のヒバクシャ」展を同時開催しました。今回、主に市民向けに「ひと・まち交流館」をお借りして、再び展示会を開催することになりました。
ウラン採掘にはじまる核利用のあらゆる段階で、核被害者が生み出され、現在も増え続けています。それは軍事利用、「平和利用」にかかわりません。このポスター展では、そうした世界各地で起きているさまざまな核被害の実態を、写真と解説文で明らかにしています。
去る5月にオバマ大統領が、現職として初めて広島を訪問しましたが、原爆投下に対する謝罪はなく、逆にサミットでは原発の推進を求める声明が出されるなど、核廃絶に背を向ける動きもあります。こうした動きに反対して、核廃絶を着実に進めるための行動が、私たちには求められています。今回の展示がその一助となることを願っています。
主催
アジェンダ・プロジェクト京都
Tel:090-9998-9245
Mail:zetian78@gmail.com
URL:http://www3.to/agenda
Blog:http://agenda-kyoto.ldblog.jp/