【「グッバイ原発！さよなら放射能！！福島アクション」からの連帯メッセージ】 「バイバイ原発・京都 パレード＆デモ」のみなさんへの連帯メッセージ

「バイバイ原発・京都　パレード＆デモ」のみなさんへの連帯メッセージ

　本日、ほぼ同時刻に、私たちと同じ思いで集会パレードを開催している「バイバイ原発・京都　パレード＆デモ」に参集したみなさんへ心からの連帯のメッセージを送ります。

　私たちの故郷「福島」は、「被曝地フクシマ」として不本意な形であっという間に世界に名を馳せてしまいました。１０８日目を迎えた今日も、東京電力福島第一原発の破損状況は収束せず放射能汚染は日本各地、いや世界中に拡散し世界最悪レベルに達しつつあります。このような「人類への大罪」を未然に防げず、起こしてしまった県民の一人として申し訳ない気持ちでいっぱいです。　　　

　私たちは日々、目に見えない放射能を恐れ、深呼吸をはばかり、水や食べ物にも途惑い、洗濯物も外に干せず、窓を開けるのにも躊躇している毎日を過ごしています。何よりも、悲しいことは子どもたちから戸外遊びや運動、そして健やかに育つ自然環境を奪ってしまったことです。

　こんな中、日本や世界のあちこちで「原発いらない！」の動きが大きくなってきています。ご存知のようにドイツ、イタリア、スイスなどはいち早く国として「脱原発」を明確に打ち出しています。

　今こそ、人災である原発事故震源県の県民として、県都福島から声をあげよう！ー「原発いらない！福島原発１０基全部を廃炉に！」「福島の子どもたちを放射能から守ろう！」「真に安全な自然エネルギーの確立を！」と立ち上がりました。この思いはきっと、京都のみなさんにも共感していただけるのではないでしょうか。単なるモルモットにならないように、知恵と情報を交換し合い、学びあって、生きる希望の持てる「ふくしま」をつくっていく覚悟です。

　「グッパイ原発！さよなら放射能！！」とハンカチを振って見送ります！

2011年6月26日

6.26　１万人ハンカチパレード　ー　グッバイ原発！さよなら放射能！！福島アクション

　　　　　6.26福島アクションを成功させ隊　　呼びかけ人代表　佐々木慶子