バイバイ原発・京都 のブログ

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【毎日新聞】 ビデオ:「原発、ほんまかいな?」 専門家解説、NPOが製作 22日、上映 /京都(10月22日〔土〕午後6時半@ひと・まち交流館 京都)

【PARC解説より】
原発、ほんまかいな?
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/genpatsu.html

二酸化炭素を出さないから原発はとってもエコ!
原発なら、燃料の安定確保ができるし、
燃料のリサイクルもできるよ。
放射能を出すごみだって安全に地層処分
それに原発のコストは安いんだ。
原発は地域の経済を活性化するし、事故さえなければとっても安全!
放射能だって体に影響のないくらいしか出していないよ!
それに、原発がないと電気が足りなくなっちゃうよ!

        けどそれ、ほんまかいな???


2011年3月11日、冷却水を喪失し、一気にメルトダウンと水素爆発にむかった 福島第一原発

電気事業連合会のパンフレットには『地震にも津波にも大丈夫』て書いてあるけど、うちら、だまされてたんとちゃうか?」
「なんでそんな危ないもんが日本中にあるねん!」
パンフレットを手に、八百屋の店先で悩み始めた由貴江と容子。
二人の疑問に、専門家や当事者がていねいに回答していく。

ピークを過ぎているウラン資源。ウラン鉱山で引き起こされている環境破壊や被ばく。輸送や燃料加工、再処理や廃棄物処分の過程で放出されるCO2。海に垂れ流される温排水、どんどん出る放射能を帯びたごみ。実現の見込みがまったくない高速増殖炉、ハイコスト・ハイリスク・ノーリターンの再処理計画、行き場も処理技術もない高レベル放射性廃棄物。最も高かった原発のコスト。事故がなくても放出されている放射能。被ばくを伴う労働がなければ発電できない事実。実はたくさん起きていた事故。本当は、原発がなくても足りる電気。

そして、福島第一原発災害は、多くの影響と被害をもたらしている。引き上げられる基準値、避難せざるを得ない人びと、農業など第一次産業への被害、脅かされる食と健康――。

一つひとつの事実を追い、原発の「ほんとうの姿」に迫る。
原発を「ちゃんと知り」、いま、未来を私たちで構想するための作品。

お話:細川弘明(PARC代表理事京都精華大学) イボンヌ・マルガルラさん(豪州カカドゥの先住民族ミラル) 小出裕章さん(京都大学原子炉実験所) 大島堅一さん(立命館大学) 菅野正寿さん(福島県二本松市 有機農業) 崎山比早子さん(高木学校・元放射線医学総合研究所) A.Gさん(元原発労働者) 渡辺美紀子さん(原子力資料情報室) 根本敬さん(福島県農民連) 田中優さん(環境活動家)

DVD & VHS/カラー75分
本体9,000円+税(図書館価格:本体18,000円+税)

(以下、毎日新聞より)

ビデオ:「原発、ほんまかいな?」 専門家解説、NPOが製作 22日、上映 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111015ddlk26040477000c.html

 原発が抱えるさまざまな問題について、小出裕章・京都大原子炉実験所助教原子核工学)や大島堅一・立命館大国際関係学部教授(経済学)ら各分野の専門家が分かりやすく解説するビデオ作品「原発、ほんまかいな?」(鈴木敏明監督、75分)をNPO法人「アジア太平洋資料センター(PARC)」(東京都千代田区)が製作した。22日午後6時半から京都市下京区の「ひと・まち交流館 京都」で上映される。

「ひと・まち交流館」アクセス・交通
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

 原発について電力会社や政府が繰り返してきた「クリーンなエネルギー」「燃料はリサイクルできる」「経済性と安全性」という宣伝に対し、主人公の女性2人が関西弁で疑問をぶつけていくドラマ風に仕立てた。

 それらの疑問に、小出さんや大島さん、細川弘明・京都精華大教授(環境社会学)らが回答。原発での労働と事故、脱原発の未来についても、元作業員や農家、環境活動家らが語る。PARC共同代表でもある細川さんが監修した。価格は9450円で、問い合わせはPARC(03・5209・3455)。

 一方、上映会は京都の市民グループ「ピースムービーメント実行委員会」が主催。上映後、作品の脚本・助監督を担当したPARCの小池菜採さんと、「核のごみキャンペーン関西」の小坂勝弥さんの2人を交えた質疑や意見交換もある。

 資料代500円。問い合わせは同委員会の松本さん(090・2359・9278)。【太田裕之】

毎日新聞 2011年10月15日 地方版