バイバイ原発・京都 のブログ

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【転載/共同声明】:政府は原発輸出に関する説明責任を果たすべき−原発輸出をすべきではない、これだけの理由−


みなさま

FoE Japan/メコン・ウォッチの満田です。
FoE Japan、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、メコン・ウォッチは、
本日、下記のような声明を発出しましたので、お知らせいたします。

(転送・転載歓迎)

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2011年11月21日

【共同声明】:政府は原発輸出に関する説明責任を果たすべき
原発輸出をすべきではない、これだけの理由−
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-c1ba.html

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私たち、原発輸出に関して懸念を有するNGO3団体は、ベトナム、ヨルダンの現地の情勢を踏まえ、日本政府(外務省・経産省財務省)に対し、11月14日付で原発輸出に関する質問書を提出し、本質問書に基づき市民との議論を行う場をもつことを申し入れてきました。

しかし、政府側は、ネット中継/メディア取材が入らないことを条件としてきました。

私たちは、多くの国民が原発輸出に懸念を持っていること、国民の「知る権利」が保証されなければならないことを理由に、完全公開の場での議論を主張しましたが、結局、政府側がこれを拒否した形となりました。

私たちは、国民に対して説明責任を果たそうとしない政府の姿勢に強く抗議します。また、質問書に対する回答を求めていきます。

東京電力福島第一原発事故で多くの人達が被害を受け、苦しみ続けている状況、国土や海洋に広がる深刻な放射能汚染、今後さらに被害の範囲が広くなっていくであろうことを踏まえれば、原発輸出は到底是認できるものではありません。

さらに私たちは、ベトナム・ヨルダンの実情をみても、原発輸出は事故リスクのみならず、財務的、環境的、社会的リスクがきわめて高く、相手国の持続可能なエネルギー政策構築を損なうこと、さらに一部の日本企業の利益にしかならないことから、税金や公的融資を使って国として原発輸出を促進していくことに、強く反対します。

別紙:原発輸出に関する公開質問書
http://dl.dropbox.com/u/23151586/111114_export_nuc.pdf

※11月21日開催の院内セミナー「原発輸出を推進すべきではない、これだけの理由」の発表資料(パワーポイント資料PDF版)より
添付資料1:ベトナムへの原発輸出へのこれだけの疑問−現地調査を踏まえて
http://dl.dropbox.com/u/23151586/1_nuc_ex_111123.pdf
添付資料2:ベトナムへの原発輸出をめぐる周辺国の状況
http://dl.dropbox.com/u/23151586/2_nuc_ex_111123.pdf
添付資料3:ヨルダンへの原発輸出の問題点
http://dl.dropbox.com/u/23151586/3_nuc_ex_111123.pdf
添付資料4:公的資金原発輸出
http://dl.dropbox.com/u/23151586/4_nuc_ex_111123.pdf

国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
特定非営利活動法人 メコン・ウォッチ

※連絡先
国際環境NGO FoE Japan
TEL:03-6907-7217
E-mail: finance@foejapan.org


【補足1】「避難の権利」ブログより(この間の経過)

徹底討論!「原発輸出」>政府がメディア取材を理由に交渉拒否
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-28fd.html

みなさま

FoE Japanの満田です。
11月21日に開催を予定している「緊急討論!:原発輸出」ですが、政府側(外務省・経産省財務省)が「ネット中継+メディアへのオープンするならば政府交渉への出席をしない」と言ってきました。曰く、「メディアがいる場では、腹をわって話せない」と。

当方は、「多くの国民が関心をもっている。政府は原発輸出に関して説明責任を果たすべき」と交渉しましたが、とくに外務省が難色をしまし、経産省財務省がそれに便乗する形で、応じませんでした。

質問状への政府の回答をききたいところではありますが、政府に妥協してメディアをシャットアウトすれば、悪しき前例をつくることとなりますし、密室の場でのやりとりは政府側に責任をもった回答を求めることは無理だと判断し、今回は政府交渉をとりやめることといたしました。結果的に、事実上の政府の交渉拒否となりました。

よって21日は公開セミナーに政府を招聘し、コメントを求めることとしました(交渉中)。

公開セミナーでは、ベトナム原発建設予定地の現地調査報告、タイなどの周辺国の状況、ヨルダンの情勢および原子力協定、公的融資などに関する最新の情報をもとに、議論を進めたいと考えています。

一方で、説明責任を堂々と果たそうとしない政府の立場を問うていくとともに、今回提出した公開質問への回答を改めて求めていきます。

※政府宛の公開質問状はこちら

改めて、公開セミナーの修正版をご案内します。ぜひ、ご参加いただければ幸いです。

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【緊急院内セミナー】徹底討論:「原発輸出」
11月21日(月)14:00〜17:00@衆議院第二議員会館第一会議室
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-5ae9.html

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◆日時:2011年11月21日(月)14:00〜17:00

○公開セミナー(予定) 14:00〜16:00

原発輸出すべきでない、これだけの理由」
ベトナムの事例(現地調査報告)
−周辺国の状況〜タイ・ラオスの現状から
−ヨルダンの事例と原子力協定
公的資金原発輸出
−政府側コメント(交渉中)
−質疑 +議論

○今後に向けて:論点整理+参加者による戦略会合 16:00〜17:00

◆場所:衆議院第二議員会館第一会議室(定員120名)
(東京都千代田区永田町1-7-1)
最寄駅:東京メトロ・国会議事堂前、永田町駅 徒歩5分
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm

◆主催:国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
メコン・ウォッチ

◆要申込:下記よりお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/7f19434f23905

◆資料代:500円(主催団体会員は無料)

◆連絡先:国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
TEL:03-6907-7217
E-mail:finance@foejapan.org

※【締め切り迫る! 11月19日午前11:00まで】
緊急国際署名:日本政府は原発輸出推進政策を即刻止め、世界の脱原発をリードしてください
http://www.foejapan.org/energy/news/110831.html

ベトナム建設予定地訪問報告
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-4558.html

※【ご報告】ベトナムへの原発輸出反対署名を提出/官邸前アクション
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-3099.html


【補足2】Ustream動画

111121 院内セミナー「原発輸出すべきでない、これだけの理由」1/2
http://www.ustream.tv/recorded/18659501

111121 院内セミナー「原発輸出すべきでない、これだけの理由」2/2
http://www.ustream.tv/recorded/18661035