【「原発なしで暮らしたい丹波の会」の児玉さんより】京都府北部における脱原発12月連続行動のお知らせ
「バイバイ原発・京都」のMLに寄せられた「原発なしで暮らしたい丹波の会」の児玉正人さんよりの投稿を転載します。
(以下、転載)
朝夕寒さが募るこの頃ですが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。当方、風邪が長引き、早々と寝込む日が続いて、種々連絡も遅れがちとなり申し訳ありません。
12月上旬は、これからの脱原発活動の基礎を、共同で築く大切な旬間となりました。
若狭の原発は今4基が稼働中ですが、今年中にさらに3基が止まり、来年2月には最後の1基が止まります。全国では来年5月に日本の原発54基がすべて止まり、脱原発が現実になります。
全てが止まってからの再稼働という事態を避けるべく、突破口として最初に稼働させようとしているのが若狭の大飯3号炉です。そのため冬場の電力不足というキャンペーンを強化しています。
地元自治体の間では、原発依存で麻薬漬けになった自治体と、被害だけを被る周辺自治体との対応が大きく分かれ、前者では高浜市が原発堅持・早期再稼働の議会決議を上げていますが、後者では、脱原発を宣言した宮津市や綾部市、小浜市など脱原発のうねりが高まっています。特に宮津市などは、地域循環型のエネルギ―創造に踏み込んでいます。
私達は、福井、滋賀の運動と連携を強め、京都が負っている課題をしっかりと担っていきましょう。12月前半に予定されている主な行動は次の通りです。
■12月3日(土)「もんじゅを廃炉へ‼ 2011全国集会」 於敦賀
☛寒く、またしぐれることが多いので、寒さ対策と雨具を忘れずに!
・抗議集会と原子力機構への申し入れ――午前11時〜白木海岸
・もんじゅ廃炉を求める全国集会 午後1時半 於 プラザ万象
講演①佐藤栄佐久 前福島県知事「フクシマ原発の真実」
②海渡雄一 弁護士・日弁連事務総長「核燃サイクルの終焉」
③小林圭二 元京大原子炉講師「再・再稼働はもっと危ない傷だらけのもんじゅ」
#政府の「政策仕訳」で、毎日5500万円の巨費を浪費しながら動かないもんじゅが仕分けの対象になりましたが、仕訳側は不勉強で、問題の無理解が目立ち、もんじゅに替わる新鋭機の開発や民営化の提言など、目を覆うような実体です。今こそ、もんじゅにとどめを!そして核燃サイクルという虚構を解体し、危険なプルサーマル計画の中止を求めていきましょう。
講演の後、敦賀駅まで市中行進します。
☛交通手段については児玉までお問い合わせ下さい。
■ 12月4日13時15分〜17時
「大飯原発3号の運転再開を止めるために 福井と関西の交流・相談会」
於 小浜市文化会館 4階大会議室
主催:原発設置反対小浜市民の会・プルサーマルを心配するふつうの若狭の市民の会・琵琶湖の水がみんなのいのち・さよなら原発ネットワーク(関西13団体)
☛これは活動者会議であり、集会ではありません。各団体から2,3名までの代表参加が求められていますので、各団体で調整をお願いします
■ 12月7日(水)午後2時から4時半 於東舞鶴・東コミュニティセンター(総合文化会館内)
「守ろういのち―京都の原発防災を考える学習会」(PDFファイル添付)
地震学者の石橋さんは最も危ない原発が若狭だと指摘しています。京都府防災専門員である三澤毅さんをお招きして、府の防災計画について学び・交流したいと思います。また関電への安全協定申し入れについても話し合いましょう。
問題の緊急性にかんがみ、広く呼び掛けることになりました。原発の賛否を問わず、安全・防災に関心のある方すべてに参加を呼び掛けています。
☛ 農業、林業、水産業、医療、学校・保育所、老健施設など、事故が起きれば、全てが当事者です。できるだけこれらの団体、施設、自治体にも広く参加を呼び掛けてくださるようお願いします。
■12月11日(日)1時 於 舞鶴中総合会館
アイリーン・美緒子・スミスさん講演会 「舞鶴の未来と若狭の原発」
参加費などは主催者または事務局児玉にお問い合わせください。
前後しますが、11月下旬の丹波の催しです。