【京都YWCA「脱原発」を考える連続講座 part2】12・11「ウラン採掘から兵器製造に至るまで、原子力推進の背後にある隠された狙いを告発するドキュメンタリー」映画『ハード・レイン』上映会 + 細川弘明さんのトーク
(財)京都YWCA主催のプログラム案内です。どなたでも、ご参加いただけます。お申し込み、お問合せは、(財)京都YWCAへお願いします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
イベント掲載元:http://kywcas.exblog.jp/16734483/
「脱原発」を考える連続講座 part2
「ウラン採掘から兵器製造に至るまで、
原子力推進の背後にある隠された狙いを告発するドキュメンタリー」
映画『ハード・レイン』上映会 + 細川弘明さんのトーク
日時 2011年12月11日(日)午後2時から4時半
内容
●映画『ハード・レイン −パンドラの箱から降り注ぐ放射能』
オーストラリアで、「温暖化対策」として原発の新設が検討され始めた。「チェルノブイリからはもう何十年も経っている。先入観に縛られず、議論を進めよう」と政治家たちが喧伝する中、「本当の情報」を求めて、監督デビッド・ブラッドベリは、ふるさとオーストラリアをはじめ、フランス、イギリス、中国、日本(広島・福井)の5カ国をめぐる旅に出た。
オーストラリア、カカドゥ国立公園の美しい自然や、アボリジニーの聖地を切り開いて作られたウラン鉱山は、大量の水と電気を使用し、大量の二酸化炭素を排出していた。残土や鉱さい、鉱床からの放射能汚染はさらに深刻で、近隣の先住民族の暮らしや労働者を脅かしていた。
日本やフランスなど、原発を抱える地には、事故や地震、温排水による川の水質悪化などへの不安を語る人びとがいた。イギリスの再処理工場では、大規模な放射能漏れが発生、がんや白血病が増えていた――。行く先々で語られる、『安全』でも、『安価』でも、『エコ』でもない原子力の姿。そこには、核の軍事利用との関係も見え隠れする。
放射能の害は誰でも知ってるはずなのに、それでもなお私たちは原子力を使い続けるのか――?
福島をはじめとして、日本の原発でも使われてきたオーストラリア産ウラン。その産出現場やウラン鉱山をめぐる圧巻の映像と情報量。
巨匠ブラッドベリが放つ、渾身のドキュメンタリー。
●ゲスト:細川弘明さん(映画「ハード・レイン」監修者)
…アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表、京都精華大学 人文学部(環境未来コース)教授。オーストラリア先住民族の土地権運動や環境知識について研究。映画『ジャビルカ』日本語版も監修。福島市での活動を中心とした「放射能除染・回復プロジェクト」にも参加。
参加費 1,000円(一般)500円(学生)
定員 80名
対象 一般
場所 京都YWCA(京都市上京区室町通り出水上る/地下鉄「丸太町」から徒歩8分)
http://kyoto.ywca.or.jp/access/01.html