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【ドイツの脱原発を実現させた映画】1月14日・『第4の革命−エネルギー・デモクラシー』全国一斉上映会企画実行委員会in京都への参加お誘い

1月14日・『第4の革命−エネルギー・デモクラシー』全国一斉上映会企画実行委員会in京都への参加お誘い

3・11から私たち日本国民は社会の在り方を問い直すことを迫られることになった。
京都でも原発事故後にエネルギー問題や社会システムの問題が議論され、デモなどのアピール行動やさまざまな運動が展開されています。

今回、ドイツで話題となったドキュメンタリー映画を京都でも上映する実行委員会を立ち上げたいと皆様にご案内をさせていただいております。

来年の1月14日(土)の全国一斉上映ということで時間的にもあまり余裕がないのですが、ご協力ご参加いただきますようお願い申し上げます。

この上映会は各都道府県で1団体しかエントリーできないのですが、すでに映画配給元より京都での独占上映権を承認されておりますので先にお知らせいたします。

会場は「ひとまち交流館 京都」大会議室(300名)を確保しております。

●呼びかけ人を募っております。

連絡先:杉山廣行(090−3728−0079)
      kyoto.sugiyama@gmail.com
    
<呼びかけ人>順不同(2011年12月12日現在) 
内富一(ジュビリー関西ネットワーク/ATTAC京都)、長谷川羽衣子(NGO e-みらい構想代表)、佐々木佳継(京都・水と緑をまもる連絡会)、杉山廣行(みどり京都)、児玉正人(原発なしで暮らしたい丹波の会)、朴勝俊(関西学院大学)、中川修治(「太陽光・風力発電トラスト」運営委員/NPO法人「市民ソーラー・宮崎」副理事長)、川越義夫(小倉山を見つめる会代表)、榊原義道(北山の自然と文化を守る会/地球温暖化防止京都ネットワーク)、田川晴信(反戦・反貧困・反差別共同行動 in 京都)、細川弘明(京都精華大学/アジア太平洋情報センター(PARC)代表理事/グリーンピース・ジャパン理事)、山田吉則(使い捨て時代を考える会)

<映画資料>
ドイツを「脱原発」決定へと導いたのが、ドキュメンタリー映画「第4の革命 − エネルギー・デモクラシー」だ。2010年にはドイツ全土で上映され、異例の13万人を動員。3.11後にはテレビ放映され、200万人が視聴し、一気にドイツの再生可能へのエネルギーシフトを決断させることとなる。100%再生可能エネルギーシフトは可能だ!

(監督紹介)
カール -A・フェヒナー (Carl-A. Fechner)

1953年ドイツ生まれ。ジャーナリスト、監督、プロデューサー。1989年よりフェヒナーメディア社CEO。16歳の頃から映像制作を学ぶ。22歳の頃にはサハラ砂漠を車で縦断する旅に出る。大学ではメディア学を学ぶ。

1983年、長女が誕生したことを機にフリーランサー及び平和活動家として数々のデモに参加。フリーランス時代はARDの海外特派員として戦争報道。湾岸戦争の取材等を行う。中距離核弾頭ミサイル配備や核廃棄物輸送反対デモに参加し、拘束された経験もある。

1991年より方針転換。戦争報道等、悲惨な状況を伝えるより、解決方法を提示したいと、1991年より持続可能性(サステナビリティ)をテーマにTV番組やドキュメンタリー映画を制作。

2010年、4年の歳月をかけて製作したドキュメンタリー「第4の革命」は、ドイツで13万人を動員。2010年ドイツで最も観られたドキュメンタリーとなる。当映画はドイツ国内で150万ユーロの寄付を企業、個人から集めて制作。3.11東日本大震災以後、ドイツのTV局、ARDで放映され、200万人が視聴。ドイツの脱原発に一定の影響を与えた映画となる。

爆発的な風力発電導入を実現した、ドイツの1990年の電力買い取り法、そして2000年にドイツで制定され、その後太陽光発電の導入の起爆剤となった「再生可能エネルギー法」。これら2つの法律を制定させた中心人物こそ『第4の革命 – エネルギー・デモクラシー』のナビゲーターである、ヘルマン・シェーア氏である。この映画はシェーア氏の提案により4年がかりで完成。2010年、ドイツで最も観られ、その後のドイツのエネルギー政策に影響を与えたドキュメンタリー映画である。

太陽エネルギー、風力、水力、地熱エネルギーは、世界中の誰でも平等に利用できる自然エネルギー源だ。そしてこれらのエネルギーは持続可能で、お金もかからず、尽きることなく長い間利用することができる。国際的なムーブメントを起こし、世界をエネルギーシフトしていくためには、再生可能エネルギーの可能性についての知識を広めることが必要不可欠だ。この知識を人々に分かりやすく伝えるために、このドキュメンタリー「第4の革命 − エネルギー・デモクラシー」は製作された。

この映画では、著名な環境活動家やノーベル賞受賞者、政治家らによって、これから30年以内に100 %再生可能エネルギーへのエネルギーシフトが可能だということを、様々な角度から分析し、紹介する。 この映画は、再生可能エネルギーへの認識を高め、新しいエネルギー時代への夜明けへと人々を導くだろう。「新しいエネルギー時代」へようこそ!

「第4の革命」製作秘話

「第4の革命」を製作するきっかけは、20年来の友人、ヘルマン・シェーアからの電話だった。忘れもしない2005年のクリスマスの日、ヘルマンはいつもの調子で猛烈な勢いで「第4の革命」の企画を熱弁した。この日の電話は3時間に及んだ。カールが、製作には100万ユーロは必要だろうと言うと、ヘルマンは「任せておけ。3人から90万ユーロをすぐ集める。ここと、ここと、ここに連絡してくれ」。こうやって制作が始まり、カールが2010年10月、バンクーバーで「第4の革命」を最高の気分で上映後、トークをした後、ヘルマンの死の一報が入った。最高の気分から最低の気分への転落だった。20年来の知己、ヘルマンを失ったことは、カールには大きかった。しかし、いつもヘルマンはカールの心の中に生きているという。カールは、家族や親戚だけが集まる葬式に呼ばれるほどヘルマンとは親密な中だった。(文責:配給会社 ユナイテッドピープル代表 関根健次 2011年10月9日)

●第1回実行委員会を開催します。ご参加を!

日時:2011年12月14日(水)午後7時〜

場所:京都プロボノセンター
〒604-0932 京都府京都市中京区寺町通二条下る妙満寺前町446 若林ビル 3F
075-251-1393

お問い合わせ先:杉山廣行(090−3728−0079)
kyoto.sugiyama@gmail.com