バイバイ原発・京都 のブログ

バイバイ原発・京都 のブログです

【東本願寺からのお知らせ】「原子力発電所に依存しない社会の実現」に向け、内閣総理大臣へ要望書提出

「バイバイ原発・京都」MLへの投稿より転載します。

 管理人


(転載)

皆様

田中啓一嵯峨嵐山・田中クリニックです。

昨日の朝日新聞朝刊の小さな記事の紹介です。

真宗大谷派(本山・東本願寺)は28日、脱原発を求める要望書を
野田佳彦首相に提出したと発表した。原発に依存しない社会の実現のほか、
放射線量の測定と周知、除染が不可能な地域の妊婦や乳幼児の避難措置、
被災者らの長期的な健康管理や生活支援を求めた。(岡田匠)」

東本願寺の僧侶の方々が3月10日バイバイ原発集会に参加し、デモ行進
をともにしてくださったら、いいですね。


(関連記事・サイト)

毎日新聞原発:「依存しない」要望 首相宛てに大谷派 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111230ddlk26040245000c.html

 真宗大谷派(本山・東本願寺京都市下京区)の安原晃宗務総長は28日記者会見し、野田佳彦首相宛てに「原子力発電に依存しない社会の実現」を求める要望書を提出したと発表した。

 要望書には、放射能に汚染された地域の放射線量計測と公表▽除染不可能な地域での早急な避難措置▽被ばくした住民の健康管理と生活支援−−を記載。福島第1原発の事故で「原発の誤謬(ごびゅう)性を思い知らされた」とし、原発に依存しない社会の実現を求めた。安原総長は「宗派としても、一過性ではなく、息の長い取り組みを進めたい」と話した。

 同派の林治参務が同日、首相官邸を訪れ、末松義規首相補佐官に手渡した。【田辺佑介】

共同通信真宗大谷派が「原子力発電に依存しない社会の実現に向けて」内閣総理大臣へ要望書を提出
http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=201112281475

 2011(平成23)年12月28日、真宗大谷派(本山:東本願寺京都市下京区))は、野田佳彦内閣総理大臣に対し、原子力発電に依存しない社会の実現に向けて、要望書を提出しました。

 その要旨は、以下の通りです。

 1、放射線量の測定・周知と除染活動
 2、早急な避難措置(特に妊婦や子どもの避難措置です)
 3、被曝された方への長期にわたる健康管理と生活支援
 4、一刻も早い原発に依存しない社会の実現

 これまで真宗大谷派は、3月に宗祖親鸞聖人(しゅうそしんらんしようにん)七百五十回御遠忌(ごえんき)法要を中止して開催した「被災者支援のつどい」、4月・5月に勤修した御遠忌第2期・第3期法要、6月招集の宗会(しゅうかい)(宗派の議会)、そして11月に勤修した御正当報恩講(ごしょうとうほうおんこう)と、原発事故以来、原子力発電の誤謬性とそれに依存している社会のあり方を問うとともに、被害に遇われた皆様への、息の長い支援活動を表明・実施してきました。

 また、本年9月、12月に「原子力問題に関する公開研修会」を開催する中で、被災地と被災者の身に起きている深刻な現実と、原発の恐ろしさを、継続的に学び発信させていただいております。

 真宗大谷派は、この問題を、宗派として主体的に責任を担うべき「人間の根源的課題」と認識しており、「原発に依存しない社会の実現」に向け、少しでも実効性を持った一歩を踏み出したいという思いで、本要望書の提出に至りました。

 従って、これからの政策に対する要望と、それに沿った対応には協力を惜しまないという、積極的な趣旨をもった要望書となっております。

 なお、この要望書は28日13時30分、首相官邸において、真宗大谷派の林治(はやしおさむ)参務から末松義規(すえまつよしのり)首相補佐官に手渡しました。

以上

[関連リンクURL]
http://www.higashihonganji.or.jp/


東本願寺からのお知らせ】「原子力発電所に依存しない社会の実現」に向け、内閣総理大臣へ要望書提出
http://www.higashihonganji.or.jp/info/news/detail.php?id=371

12月28日(水)、東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故により、多くの人々の生命や人権が脅かされ、苦難の日々が今なお続いている状況に鑑み、野田佳彦内閣総理大臣に要望書を提出。

林治参務が首相官邸(東京都千代田区)に赴き、末松義規内閣総理大臣補佐官民主党衆議院議員)に手交した。


原子力発電に依存しない社会の実現にむけて
http://www.higashihonganji.or.jp/info/news/PDF/yobo-sho1228.pdf

今年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震にともなう東京電力福島第一原子力発電所事故により、多くの人々の生命や人権が脅かされ、苦難の日々が今なお続いております。

真宗大谷派では、宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌にあたり「今、いのちがあなたを生きている」というメッセージを発信いたし
ました。そこで、「すべてのいのち、生きらるべし」の願いのもと、左記の要望を申し上げます。

これらの要望の実現にむけて、真宗大谷派としても極力ご協力させていただく所存でございます。

一、放射能汚染された地域の放射線量を継続的に測定し、住民にお知らせください。そして、故郷で元の生活ができるよう除染
を進めてください。

一、除染が不可能な地域においては、特に妊婦、乳幼児、学童・生徒の避難措置を早急に実施してください。

一、住民の被ばくについては、あらゆる観点から外部被ばくと内部被ばくを評価して、長期にわたる健康管理と生活支援を行なってください。

一、原子力発電所事故による放射能飛散と被ばくの痛ましい現実から、原発の誤謬性を思い知らされました。未来を生きる子どもたちのためにも、一刻も早く原発に依存しない社会の実現を推進してください。

以 上

二〇一一年十二月二十八日

真宗大谷派
  宗務総長 安 原 晃

内閣総理大臣
 野 田 佳 彦 様