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【読売新聞】 大飯原発4月再稼働めざす、地元同意なら…政府

「再稼働に向けた政治判断の内容について「地元や国民の一定の理解を得られているのかどうかが唯一の基準」」(枝野経産相

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大飯原発4月再稼働めざす、地元同意なら…政府
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120207-OYT1T00078.htm


政府が4月再稼働を目指す大飯原発(昨年10月、読売ヘリから)

 政府は6日、定期検査で停止している関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)について、地元から一定の同意を得ることを前提に、今年4月頃の再稼働を目指す方向で調整に入った。

 複数の政府関係者が明らかにした。実現すれば、東日本大震災後初の原発再稼働となる。

 大飯原発3号機は昨年3月、4号機は昨年7月にそれぞれ定期検査のため、運転を停止した。

 昨年7月、当時の菅政権は東京電力福島第一原発の事故を受け、原発の再稼働を認める条件として、想定を上回る地震津波が発生した場合の安全性を検証するストレステスト(耐性検査)を実施するよう電力事業者に義務づけた。その結果は経済産業省原子力安全・保安院内閣府原子力安全委員会に加え、国際原子力機関IAEA)も評価することになった。

 これを受け、関西電力は両機の再稼働に向け、昨年10〜11月、ストレステストの1次評価の報告書を保安院に提出。保安院は今月8日にも評価を妥当とする審査報告書をまとめる見通しだ。IAEAも今年1月26日に大飯原発を視察し、同31日にはストレステストの結果の審査手法は妥当とする報告書の概要を保安院に提出した。

 今月8日の審査報告書の後は、原子力安全委の評価を経て、首相と官房長官経済産業相原発相の関係3閣僚が両機の再稼働について協議し、最終判断する。

(2012年2月7日03時19分 読売新聞)


時事通信原発再稼働、期限切らず=「4月目標」の報道否定−経産相
http://www.jiji.co.jp/jc/eqa?g=eqa&k=2012020700216

 枝野幸男経済産業相は7日の閣議後会見で、定期検査で停止した原発の再稼働について「いつまでという期限を切ってやるつもりはない」と表明した。政府が関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の4月再稼働を目指すと一部報道で伝えられたことには、「私にそんな気はない」と否定した。(2012/02/07-10:10)


【ロイター】 原発再稼働の政府判断、「期限切るつもりはない」=経産相
http://jp.reuters.com/article/JPpolitics/idJPTYE81K2FP20120207

2012年 02月 7日 10:11 JST

[東京 7日 ロイター] 枝野幸男経済産業相は7日の閣議後会見で、原子力発電所の再稼働の政府判断について「期限を区切ってやるつもりは全くない」と答えた。

原子力損害賠償支援機構から申請があった東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)に対する約6900億円の追加支援の認定に関する結論については「出していない」と述べた。

同日付の読売新聞朝刊は「政府は、定期検査で停止している関西電力(9503.T: 株価, ニュース, レポート)大飯原発3、4号機について地元から一定の理解を前提に、今年4月頃の再稼働を目指す方向で調整に入った」と報じた。経済産業省原子力安全・保安院は1月18日、大飯3、4号機のストレステスト(耐性検査)について「妥当」とする判断の素案を示しており、今後の再稼働は、首相、官房長官原発担当相、経済産業相による政治判断と立地自治体の同意が焦点となる。

枝野経産相は会見で再稼働に向けた政治判断の内容について「地元や国民の一定の理解を得られているのかどうかが唯一の基準で、数値化できる性格ものではない。総合的な判断だ」と述べた。東電への支援認定については、「賠償に対する姿勢、対応、東電全体としての経営改善、新生東電に変わるための姿勢で総合的に評価する」と語った。

(ロイターニュース、浜田健太郎