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【再稼働に必要な地元の理解を得るのが狙い】暫定安全基準、早期に提示=原発再稼働で経産相+【福井新聞】福井県内の全原発停止へ 高浜3号20日に定期検査入り

時事通信】暫定安全基準、早期に提示=原発再稼働で経産相
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012021700411

 枝野幸男経済産業相は17日の閣議後記者会見で、東京電力福島第1原発事故を受けた原発の暫定的な安全基準の提示について、「できるだけ早くということで(担当者に)指示している」と明らかにした。安全と安心の確保に向け、新たな基準を求める自治体や住民の声に応え、再稼働に必要な地元の理解を得るのが狙い。

 福井県の西川一誠知事は暫定安全基準の策定を再稼働の条件に挙げている。経産省原子力安全・保安院は事故の教訓を踏まえ、原子炉の冷却機能の維持など30項目の安全対策をまとめており、基準にはこうした内容が盛り込まれる見込み。(2012/02/17-12:14)


毎日新聞原発:安全対策30項目 保安院が中間報告
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120217k0000e040140000c.html

 経済産業省原子力安全・保安院は16日、東京電力福島第1原発事故の検証から得られた原発の安全対策の中間報告として30項目を取りまとめた。3月末までに最終報告をまとめ、具体的な規制に反映するよう、4月に発足予定の原子力規制庁(仮称)に引き継ぐ。

 中間報告では、福島第1原発津波で全電源喪失に陥った反省から、所内の電気設備の浸水対策強化や分散化、非常用発電機の多重化や多様化など電源確保を重視。原子炉や使用済み核燃料プールへの代替注水、格納容器からの排気(ベント)の確実性向上など、非常時対策の強化も盛り込んだ。【西川拓】

毎日新聞 2012年2月17日 11時01分


福井新聞福井県内の全原発停止へ 高浜3号20日に定期検査入り
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/33123.html

(2012年2月17日午後3時24分)

 福井県は17日、関西電力高浜原発20+ 件3号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)が20日に定期検査に入ると正式に連絡を受けた。県内の商業用原発は、関電の11基、日本原電の2基の計13基が全て停止する前例のない状況を迎える。

 国内の原発で稼働しているのは、北海道電力泊3号機と東京電力柏崎刈羽6号機だけとなる。この2基も4月末までに定検に入り、廃炉が決まっている東電福島第1原発1〜4号機を含めて国内の全54基が停止する。

 研究炉を含め県内の原発が「15基体制」になって以降、全停止は初めて。現時点で再稼働の見通しは立っておらず、原子力が電源構成の5割を占める関電管内の電力需給は一層厳しさを増す。

 停止中の原発の再稼働をめぐり国は大飯3、4号機のストレステスト(安全評価)の審査手続きを進め、現在は原子力安全委員会による二重チェックが行われている。ただ、福井県おおい町は福島の知見を反映した暫定的な安全基準の提示が必要との姿勢を崩しておらず、国がどのような形で安全基準を示すのかを注視している。