規制委員会委員長宛の抗議・要請文(9月5日)
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規制委員会委員長宛の抗議・要請文(9月5日)
大飯原発3・4号の再稼働審査開始の「決定」を撤回すること
−自らが定めたルールさえ踏みにじって再稼働に邁進する規制委員会−
http://greenaction-japan.org/internal/130905_statement.pdf
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今日の規制委員会で、大飯原発の再稼働審査を開始すると「決定」しましたが、
これは、完全なフライングです。
規制委員会自らが決めた手続きも無視し、議題にもあげず口頭確認でした。この
ような「決定」は無効です。
6団体で抗議・要請文を出しました。
皆さまからも抗議の声をお願い出来れば幸いです。
電話は話し中が続いています。
原子力規制庁(地震・津波)
TEL:03-5114-2119 / FAX:03-5114-2182
E-MAIL: jishin-tsunami@nsr.go.jp
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抗議・要請文
大飯原発3・4号の再稼働審査開始の「決定」を撤回すること
−自らが定めたルールさえ踏みにじって再稼働に邁進する規制委員会−
原子力規制委員会 委員長 田中俊一 様
原子力規制委員会は、本日(9月5日)の第21回原子力規制委員会会合で、
大飯原発3・4号の再稼働審査を開始すると「決定」した。私たちはこれに強く
抗議し、撤回を求める。
9月2日の大飯破砕帯評価会合で島崎委員長代理は「一定の方向性が確認され
た」と暗黙のうちに「F−6破砕帯は活断層ではない」と強引な幕引きを行っ
た。それに続き、本日の規制委員会で、早々と、来週にも再稼働の審査を開始す
るとした。
敷地内破砕帯が問題になっている原発の再稼働審査については、今年3月19
日の第33回規制委員会で「敷地内破砕帯評価を実施中の発電所については、原
子力規制委員会としての一定の見解のとりまとめを、原則、審査開始の前提とす
る」ことを決定していた(※1)。大飯破砕帯については、規制庁の評価書案も
出ていない。手順は、それを踏まえて有識者会合で議論し、さらに他の有識者に
よるピア・レビューを実施し、その後規制委員会が見解をとりまとめることに
なっている。田中委員長は「委員会としての一定の見解」が出ていないことを認
めながら、これら一連の作業も無視し、強引に再稼働審査に進むことを決めた。
自らが定めたルールさえも踏みにじっている。
さらに、本日の会合の議題にはこの問題はあがっておらず、会合の最後に委員
長が口頭で提起し、わずか10分足らずの「議論」で決めてしまった。
(※1)http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/h24fy/data/0033_13.pdf
このような再稼働審査開始の「決定」は無効だ。再稼働ありきで猛スピードで
突き進む規制委員会の姿勢を断じて認めることはできない。規制委員会がやるべ
きことは、全ての再稼働審査を中止し、福島第一原発の汚染水問題に集中するこ
とだ。
要 請 事 項
1.大飯原発3・4号の再稼働審査開始の「決定」を撤回すること。
2013年9月5日
グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL: 075-701-7223 FAX: 075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL:06-6367-6580 FAX:06-6367-6581
おおい原発止めよう裁判の会(連絡先 美浜の会気付け)
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
東京都新宿区下宮比町3-12明成ビル302 TEL:03-5225-7213 FAX:03-5225-7214
国際環境NGO FoE Japan
東京都豊島区池袋3-30-22-203 TEL:03-6907-7217 FAX:03-6907-7219
原子力規制を監視する市民の会
東京都新宿区下宮比町3-12明成ビル302 TEL:03-5225-7213 FAX:03-5225-7214
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アイリーン・美緒子・スミス
グリーン・アクション
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