バイバイ原発・京都 のブログ

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11月21日(金) 関電への申入書への皆様の連名を募っています

以下の関電への申入書への皆様の連名を募っています。
趣旨に賛同される方、ぜひ連名にご協力ください。
(緊急ですので、居住地などは問いません。)

申入れ内容は、緊急ですので、当日までに微修正があり得ますが、ご了承ください。

連名していただける方は、2014年11月20日(木)22時までに件名に「申入れ連名」と書いて本文に「お名前」を記入して、(今回は、居住自治体などの記載は不要です) 以下のメールアドレスまでご送信ください。

peace@tc4.so-net.ne.jp (藤井)

どうぞよろしくお願いいたします。

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  申 入 書

高浜・大飯原発の再稼働をやめてください。
そして40年超えのあまりにも危険な劣化原発である
高浜1・2号機の運転申請をやめてください。

関西電力株式会社
代表取締役社長 八木 誠 様

 東京電力株式会社の引き起こした福島第一原発事故から4年近くも経つというのに、事故収束のめどはまったくたちません。汚染水の流出を止めることもできず、原発近隣ではいまも住民が放射能汚染にさらされ、十数万人もの人々が避難を強いられ、健康への不安にさらされて続けています。
 御社は、福島事故原因の究明すらできていないというのに、高浜原発3・4号機、大飯原発3・4号機を再稼働しようとしています。
 原子力規制委員会の田中俊一委員長自身が、新規制基準適合性審査に合格しても原発が安全だとは言えないと言っています。高浜原発3・4号機では通常のウラン燃料ではなく、安全余裕が少なくなるプルトニウムが多いMOX燃料を燃やすプルサーマルを実施する予定であり、地震による両原発の事故の不安もぬぐえません。原発から30キロ圏の住民の避難計画も、要援護者の計画をはじめとして、実効性がある計画はまったく策定できない状況です。原発再稼働など、暴挙以外のなにものでもありません。
 しかも御社は、あろうことか全国で初めて、稼働から40年を超える高浜原発1・2号機の20年運転延長を、来春にも申請しようとしています。ただでさえ危険だというのに、高経年化して劣化した原発をも運転するなど、絶対に認めることはできません。会社の経営の失敗のつけを住民に押しつけることは絶対に許されません。御社はいったい何基の原発を再稼動するつもりなのでしょうか? いったいいつまで御社の置かれている経営状況を見直さず、高い原発依存を続けるつもりなのでしょうか?
 大飯原発差止訴訟の福井地裁判決が述べているように、「経済活動の自由」は「生命を守り生活を維持するという人格権の根幹部分」よりも「劣位に置かれるべきもの」です。<おカネよりも命が大事>なのであり、住民の命と生活を軽視した再稼働など許されません。
 若狭の原発で深刻な事故が起きた場合、放射能拡散予測によれば、京都府は南部まで強い放射能汚染にさらされる危険性があります。高浜原発の30キロ圏に居住する住民の人口は、立地自治体の福井県よりも、「被害地元」である京都府のほうがはるかに多いのです。それにもかかわらず、御社は京都府と立地自治体並みの安全協定を結ぼうともしません。
 京都府では、北部の日本海に面する「海」の幸、中部の豊かな「森」、そして南部で生産される「茶」の文化を守り、伝統を受け継ぐ中で府民の豊かさを生み出していくことを大切にしています。若狭の原発は一年以上すべて止まっているにもかかわらず、京都府を含む関西への電力供給は安定しています。一企業が、自らの利害のために原発再稼働によって市民生活の豊かさを脅かすことは許されません。これ以上、京都府民の命と生活を軽視することはやめてください。

(1)高浜・大飯をはじめ、御社のすべての原発を再稼働させないこと
(2)高浜原発1・2号機をはじめとする、御社の40年を超える高経年化原発の運転延長のための申請を行わないこと
(3)京都府および隣接自治体と、立地自治体並みの安全協定を直ちに結ぶこと

以上、強く申し入れます。

<連名> 50音順 2014年11月17日現在
アイリーン・美緒子・スミス/荒木晋太郎/井坂洋子/内富一/川越義雄/児玉正人/ 榊原義道/白井美喜子/関俊子/田川晴信/寺野哲也/中本式子/橋本昭/樋口幸恵/福井きよ子/藤井悦子/松本修/村上敏明/森野修一/吉田明生/吉永剛志/米澤鐵志/