バイバイ原発・京都 のブログ

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高浜4号の運転再開を止めていきましょう!

高浜4号機は、以下の問題で当初予定されていた12月中旬の原発起動が来年2月頃にずれ込む見通しと報道されてきました。
 
☆今回の損傷の問題についてチラシを作成したのでご活用ください(下記URL)。
チラシ作成:避難計画を案ずる関西連絡会
http://www.jca.apc.org/mihama/saikado/flyer20191121.pdf
 
関電は11月28日、高浜4号機について以下のプレスレリースを出しました。
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2019/1128_2j.html
問題の異物は見つかっていません。これで調査終了とするようです。
高浜3号機と同じく、2次系から異物が混入したと推定されています。で対策として損傷した5本の細管には栓をして、原発を再起動するつもりです。

下記は日経記事です。
関電、高浜4号機再稼働2カ月遅れ 管損傷で国に報告
日経 2019/11/28 17:38
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52728000Y9A121C1LKA000/
 
 
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☆以下、SG細管損傷問題についてもっと詳しい解説


定検中の高浜4号の蒸気発生器(SG)細管5本に深い減肉傷が見つかっています。
損傷はいずれも深く、3本の損傷箇所の厚みはわずか0.5mmになっています。

関電は「異物」が接触した可能性があるとしていますが、損傷の原因となった
「異物」は一つも見つかっておらず、原因は特定できていません。このため、原
子炉起動は、12月中旬の予定が来年2月頃にずれ込む見通しと報道されています。

昨年高浜3号の定検でも、同様の細管損傷が見つかり、関電はこの時も「異物」
接触の可能性があるとしましたが、「異物」を見つけないまま、原因究明をやめ、
運転再開させました。

今回の4号に対しても、このようないい加減な対応ですませることは許されませ
ん。原因とされる全ての「異物」を特定し、完全に除去し、その上で対策をとること
なしに、運転再開は許されません。

今回の損傷の問題についてチラシを作成したのでご活用ください(下記URL)。
http://www.jca.apc.org/mihama/saikado/flyer20191121.pdf
高浜4号の運転再開を止めていきましょう。