バイバイ原発・京都 のブログ

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【原子力資料情報室の渡辺美紀子さんの講演会】10・10「食卓にあがった放射能」(主催:生活協同組合コープ自然派京都 脱原発実行委員会)

生活協同組合コープ自然派京都の脱原発委員会は、
10月10日(月・休日)に、
「食卓に上がった放射能」の著者である
原子力資料情報室の渡辺美紀子さんの講演会を行います。
ぜひお越しください。










【拡散お願い】
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   生活協同組合コープ自然派京都 脱原発実行委員会主催

             「食卓にあがった放射能
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日 時 :10月10日(月・休日) 13:40〜16:40 (会場 13:20)

場 所 :ひと・まち交流館 京都 
     (河原町五条下がる東側 市バス「河原町正面」下車スグ))
      http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 
講 師 :渡辺美紀子さん(原子力資料情報室)

参加費 : 当日 800円

連絡先: コープ自然派京都 075-972-3606 (9:00〜17:00)

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 原発事故はいまだ収束の見通しが見えず、放射能による被爆は土壌
汚染から食品汚染へと拡大し続けています。家族の食卓を預かる私た
ちとしては、そのような現実とどう向き合っていけばいいのでしょうか?

 「内部被爆について」「暫定基準値について」「自衛策やデトックスは?」、
また関西にいてはなかなかわかりにくい「福島の現状は?」「被曝労働の
実情は?」・・・

 東日本大震災福島原発事故から7ヶ月目を迎えるに当り、チェルノブ
イリ事故当時から、原子力資料情報室のスタッフとして放射能汚染問題
に関わってこられた渡辺美紀子さんにお話ししていただき、正しい情報
や知識を学び私たちに何ができるのか共に考えていきましょう。

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渡辺美紀子さん】
1986年に起きたチェルノブィリ原発事故後、原子力資料情報室のスタッ
フとして主に食品汚染の問題を担当し、故高木仁三郎氏と共に『食卓に
あがった放射能』を共同執筆。その後原発労働者の実態に接しその労
災認定闘争を支援。福島の事故後は、事故現場で日夜働いておられる
労働者の被曝問題調査に関わり、安全の確保、労働条件の改善、保証
を求めて奔走されています。

『化学の原理と人間の原理 
―人間が天の火を盗んだ その火の近くに生命はない―』
高木仁三郎さん(1991年2月22日)の講演録より
「『食卓にあがった放射能』の共著者の渡辺美紀子さんは専門家ではあ
りません。彼女は子どもがいて、食品汚染に非常に興味を持つようにな
って、どうしてもその仕事がやりたいと来て、じゃあと始まったのです。そ
ういう意欲と感性がある人を大切にしたい。彼女は今では、日本の食品
汚染の問題では詳しい方の一人となっています。彼女には専門家意識
もありませんし、だからそのように感性でやれる科学を積み重ねていくこ
とによって、生きる側の感覚を持ったものがそこから生まれてくる可能性
はあると少なくとも思っています。」

原子力資料情報室】
原子力に依存しない社会の実現を目指して設立された非営利の研究機
関。産業界とは独立した立場から原子力に関する各種資料の収集や調
査研究などを行なっており、会員による会費や支援者によるカンパによっ
て運営されている。(高木仁三郎さんは理学博士。核化学専攻。1975年、
原子力資料情報室設立に参加。1987年から1998年まで原子力資料情
報室代表。2000年10月8日逝去)