【毎日新聞】避難訓練：府、原発複合型災害を想定−−舞鶴で１９日　／京都

　府は１９日、地震、津波、原発事故の複合型災害を想定し、約２００人が参加する避難訓練を舞鶴市で実施する。昨年９月に行う予定だったが、台風接近のため延期されていた。危機管理・防災課は「積雪時期にやることであらゆる状況下に対応できるようになれば」と話している。

　国がとりまとめている原子力の防災指針で新たに設定された、原発から半径５キロ圏の予防防護措置区域（ＰＡＺ）の住民が対象。若狭湾を震源とする地震で、関西電力高浜原発（福井県高浜町）の事故などを想定した。

　ＰＡＺ圏内の舞鶴市杉山、松尾両地区の住民ら約４０人が自衛隊や警察、消防の支援で避難場所へ陸路で移動するまでの経路、手順を確認する。スクリーニング訓練も予定している。【入江直樹】

毎日新聞　2012年2月16日　地方版

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