４・２５【脱原発！金曜アクションin京都】 フェイスブックへの寺野哲也さんの投稿より
フェイスブックへの寺野哲也さんの投稿より
日本政府が「エネルギー基本計画」を閣議決定しました。地球規模で取り返しのつかない大事故を起こし解決には程遠い状態であるにも関わらず、再び原発を「ベースロード電源」に位置づけようとしているのです。日本政府と原発利権のお零れに群がる卑しい輩たちが、一方的に掠め取ったあぶく銭を独り占めするために、原発を再稼働させようと策動しているのは誰の目にも明らかです。恥知らずの居直りというしかないでしょう。
自己保身のことしか頭が回らない役人や政治屋に原発事故を解決する能力はありません。彼らは、馬鹿の一つ覚えのごとく、「絆」「がんばろう」「風評被害」という虚しいスローガンをマスコミを使って連呼させ、責任転換と現実逃避のための時間稼ぎをするしか策がないのです。そのために私達市民の生活を無茶苦茶にすることも、この国の政府は全く意に介しなくなりました。竹やりと特攻でアメリカ軍と戦わせた過去の日本政府と同じ愚行を繰り返しているだけです。これ以上、特権階級だけが持つ原発利権延命のために、私達日本人が苦労して営々と築き上げてきた平和な社会と、家族の日常を奪われるわけにはいきません。
このまま私達が周囲の同調圧力に屈し、原発を黙認してしまえば、贖いきれない大きなツケを子供や孫たちに残すことになります。数年後、子供や孫たちが成長し、その押しつけられた理不尽な負債に気がついた時、中年や老人になった私達は彼らからの憎しみを一身に受け、全員共犯者としてそれ相応の扱いを受けることになるでしょう。原発事故から三年経った今、知らなかった、騙されたという言い訳はもう通用しません。
穢されてしまった私達日本人の誇りと信頼を再び光輝かせる道は、日本人が率先して脱原発という世界的流れを導き、子供たちに安全安心の希望ある社会を残すことではないでしょうか。一度は地に落ちた日本の名誉を、脱原発という世界中に尊敬される事業を実現することで回復させるのです。原発という悪習を私達市民の声で止めさせ、調和の取れた先進的な日本社会を甦らせようではありませんか。
